キッチンの排水溝は、毎日の朝食、昼食、夕食の準備の際に発生する食材の切れ端や使った油分、後片付けの際の残りものなどが流れ込むため、大変汚れやすくなっています。
この記事では、このように汚れやすいキッチンの排水溝の掃除の頻度を減らして、かつ時短で行う裏技について紹介します。
キッチンの排水溝掃除の頻度を減らすには?
キッチンの排水溝の掃除の頻度を減らすためには、日頃のこまめな掃除と月1回の大掃除が基本となります。
まず最初に、日頃の掃除の際に気をつけるべきポイントについて3点紹介します。
1、日頃の掃除1:汚れを溜めない工夫
日頃の掃除の際の1つ目のポイントは、「汚れを溜めない工夫」をすることです。
毎日の朝食、昼食、夕食の調理の際に発生する食材の切れ端や油分、後片付けの際の残りものなどの生ゴミをシンクや排水溝に放置するのはNGです。
生ゴミを放置すると雑菌が繁殖して「ぬめり」の原因となってしまいますので、生ゴミは調理や後片付けのたびにすぐ捨てるようにしてください。
100円ショップなどで売られている「排水溝ネット」などをうまく使って、排水溝に1日以上生ゴミなどが溜まらないように心がけてください。
また、調理をするときに使ったフライパンや鍋には油分が残っていますから、これらをそのまま洗うのではなく、キッチンペーパーやティッシュなどで油分を拭き取ってから洗うようにすると、排水溝に流れ込む油分を減らすことができます。
2、日頃の掃除2:食器洗いと一緒に排水溝も洗う癖をつける
日頃の掃除の際の2つ目のポイントは、「食器を洗うときに一緒に排水溝も洗う癖をつける」ことです。
食器を洗い終わったときに、ちょっとだけで構いませんので、古くなった歯ブラシなどを使ってキッチンの排水溝を掃除するのもGOODです。
毎日掃除を続けていると、それほど汚れも溜まっていないので、短い時間でさっと済ませることができるようになります。
3、日頃の掃除3:アルミホイルを使う
日頃の掃除の際の3つ目のポイントは、アルミホイルを使うことです。
キッチンの排水溝の汚れで気になるのは「ぬめり」、誰しも気持ち悪いのでできれば触りたくないと思うのが当然です。
そこでぜひおすすめしたいのが、排水溝のゴミ受けのところにアルミホイルを入れておくことです。
「ぬめり」の元となる雑菌は金属イオンがあると繁殖しにくくなるため、軽く丸めたアルミホイルをゴミ受けに入れておくと、流れてくる水と反応して金属イオンが発生して雑菌の繁殖を抑えることができ「ぬめり」が発生しにくくなります。
あとは、月1で時短の排水溝掃除方法をすればピカピカ清潔!
日頃の掃除のポイントは前述の3点ですが、やはりそれだけでは汚れが溜まってきますので、月に1回程度はきちんとした掃除をしてきれいにしましょう。
なお、日頃の掃除がきちんとできていればゴシゴシ擦ったりする必要はなく、「時短掃除」が可能です。
「時短掃除」の基本は、薬剤などをかけて汚れを浮かしたり溶かしたりすることです。
1、時短の排水溝掃除方法1:重曹+クエン酸
時短の排水溝掃除方法の1つめは、重曹とクエン酸を使うことです。
準備するものは、重曹とクエン酸と古くなった歯ブラシだけです。
クエン酸の代わりにお酢でもOKです。
掃除方法も簡単で、排水溝のふたとゴミ受けを取り外して、排水管に底が見えなくなる程度まで直接重曹をふりかけます。
その上にクエン酸をかけてお湯を少し注ぐと発泡してきますので、5~30分程度放置します。
このときにクエン酸の代わりにお酢が使えますが、そのときはお湯は必要ありません。
放置している間にふたやゴミ受けに重曹をふりかけて、歯ブラシでこすり洗いをします。
最後に水でしっかり洗い流して、ふたとゴミ受けを元に戻して完了です。
2、時短の排水溝掃除方法2:液体パイプクリーナー
時短の排水溝掃除方法の2つめは、液体パイプクリーナーを使うことです。
排水溝の流れが悪くなってきたなと感じたら、液体パイプクリーナーを使った掃除方法がおすすめです。
準備するものは、市販の液体パイプクリーナーとゴム手袋だけです。
まず、排水溝のふたとゴミ受けを取り外して、排水管に直接液体パイプクリーナーを流し込みます。
商品に記載されている時間だけ放置したあと、水で洗い流して、ふたとゴミ受けを元に戻して完了です。
日頃の掃除と月1の大掃除でキッチンの排水溝を清潔に保とう!
ご紹介してきたように、キッチンの排水口(排水溝)掃除の頻度を減らして時短で行うための基本は、毎日のちょっとした掃除と月1回の大掃除です。
毎日のちょっとした掃除は、大変なのは最初だけで、これが習慣となってくれば大したことはありません。
それに毎日の掃除をきちんとやっていると、月1回の大掃除が楽に「時短掃除」で済むようになります。
キッチン掃除は、ちょっとした工夫で汚れやぬめりが少なくなります。
ここで紹介したやり方を参考にして、日頃からキッチン回りの時短掃除をこまめにするようにしましょう。
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