私が知るアカツキ・マキナ株式会社の全て|沿革、事業、反社に対するポリシー

企業

大阪市西成区に本社を置くアカツキ・マキナ株式会社は、繊維機械の製造販売会社を前身とする塗工技術をコア技術とする企業です。

この記事では、このアカツキ・マキナ株式会社の沿革、事業内容、反社に対するポリシーなどについて説明します。

会社概要

アカツキ・マキナ株式会社の会社概要は次の通りです。

会社名 アカツキ・マキナ株式会社
英文会社名 Akatsuki Machina Co., Ltd
本社所在地 〒557-0015 大阪市西成区花園南2-7-8
泰山第一ビル206号
電話番号 06-6661-8266
FAX番号 06-6661-6949
和歌山工場所在地 〒640-8301 和歌山市岩橋732
大阪工場所在地 〒587-0061 大阪府堺市美原区今井68-1
代表者 代表取締役 山岡慎太郎
設立 1948年(昭和23年)7月
資本金 800万円
従業員数 40人(2018年10月時点)
公式サイトURL https://akatsuki-machina.co.jp/

会社沿革

「アカツキ・マキナ株式会社」は、1948年に繊維機械の販売のために設立された「暁機械商事株式会社」と1956年に製造部門として設立された「株式会社暁機械製作所」が、2016年に合併してできた会社です。

会社沿革(詳細)

1948年 大阪市西成区に暁機械商事株式会社が設立
1956年 和歌山市に株式会社暁機械製作所が設立
2007年 堺市美原区に大阪工場を建設
2015年 代表取締役社長に山岡慎太郎が就任
2016年 暁機械商事事株式会社と事株式会社暁機械製作所が合併しアカツキ・マキナ株式会社が設立

業界動向とアカツキ・マキナ株式会社の対応

アカツキ・マキナ株式会社(前身企業も含む)は、業界の動向やユーザニーズに対応して次のような技術開発を続けてきました。

1950年代 各種フィルムの普及によりフィルム塗工設備の需要が増加
1960年代 塗工・貼合装置などを必要とする業界が多様化し、各種塗工技術の発展応用の求めに応じて技術力が向上
1970年代 磁気テープ塗工設備、グリーンシートキャスティング装置などを製造
1980年代 リチウムイオン電池の開発設備や検証用設備を製造
1990年代 高付加価値化や省力合理化を目的とする設備の需要が増加し、銅箔・アルミ箔用酸エッチング装置、二次電池用開発機、ノンソル型シリコンコーターなどを生産
2000年代 ユーザーニーズの高度化により大型生産ラインも製造。2007年建設の大阪工場ではリチウムイオン電池、ニッケル水素電池極板の製造設備に携わり、気泡抑制型グラビアチャンバーやバックアップレス・スロットダイなどの独自技術を開発

事業内容

アカツキ・マキナ株式会社では、塗工装置、貼合わせ装置、その他産業機械の開発・設計・製造・販売を行っています。

コア技術(強み)

アカツキ・マキナ株式会社のコア技術は「塗工技術」「塗工機(コーター)」です。

これまでに、フィルム、金属箔、紙、織布、鋼板など多岐の分野に関わってきており、ユーザーニーズに応じて適切な塗工方式を提案することができます。

保有する試験機

次のような試験機を保有しており、ユーザーニーズに対応する各種試験を行います。

  • 220㎜W小型試験機
    (ナイフロールコーター、グラビアコーター)
  • 400㎜W中型試験機
    (ナイフロールコーター、スロットダイコーター、グラビアコーター)
  • その他

主な製品紹介

アカツキ・マキナ株式会社の主な製品は次の通りです。

コーター

ナイフロールコーター 高精度の刃先加工を施された非回転のナイフロールとバックアップロール、基材との間隙で塗膜を形成する塗工方式です。
スロットダイコーター 密閉構造のダイより吐出された液を塗布する方式で塗工制度・安定性に優れています。
バックアップレス・スロットダイコーター ダイリップ直前に設けられたリップローラーにより被塗面を保持することで基材のシワ・揺れを抑制し、塗工済みの表面をバックアップする事なく安定した塗工が可能です。
グラビアコーター 塗工液に浸したグラビアロール(彫刻ロール)の表面をドクターブレードでかき落とし、凹部に溜まった液を均一に基材へ塗工する方式です。
リバースロールコーター 基材をサポートするバックロールの回転方向に対してコーティングロールが逆方向に回転して塗工する方式です。
枚葉(単板)コーター リバースロールコーターを基本とした装置で、搬送方法はサクションボックスを用いたタイプやエンドレスサクションベルトを用いたタイプがあり、近年ではコーティング方式にスロットダイを選択する場合も増えてきております。
ロータリースクリーンコーター バックロール、スクリーン版ロールで構成され、スクリーン版内部からブレードにて書き出された塗工液を塗工する方式です。

ラミネーター

素材である金属.紙.繊維などに同質または異質素材を相互に貼た機能性や堅牢性を持たせた素材を作り出す装置です。

反社に対するポリシー

アカツキ・マキナ株式会社の公式サイトには反社対応に関する記載がないため、反社に対するポリシーについては確認できませんでした。

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